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8歳下アメリカ人の彼と日本人女(35歳)の、交際歴3年の日米カップルが、05年8月から3年間 ニューヨーク~ペンシルヴェニアと離れて暮らしています。


by nypenn
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プロポーズか?別れるか?

その週末がくるまで、長かった。
頭では、「ちゃんと会ってから」とわかっていても
心の中では、「思うような答えが返ってこなかった」というのと、
「私との将来を不安に思っている」という彼の正直な気持ちが確認できて、ショックだった。
1日の中でも気分の浮き沈みが激しく、
毎日、気がつくと、涙がポタポタと流れていた。

「子どもが欲しい」
「できれば、あの人の子供がいい」
「妊娠できるのかな?」

最近では、街中で妊娠中の女性がよく目につくようになった。
赤ちゃんや子どもも、すぐ視界に入ってくる。
それまでまったくといっていいほど興味のなかった自分なのに、驚きだ。

それに加え、「この人が結婚するつもりがないのなら、他の人を探さないといけない」ということも頭ではわかっていた。「ルールズ」という恋愛に関する本には、「つきあって3年もたっているのに、相手が結婚を渋っている、もしくは1年以上先の話しだとしたら、他の人ともデートするように。時間を無駄にしてはダメ」と書いている。全くその通りだと思う。

こんなに好きなのに、初めて彼と”別れる”ということもイメージしてみる。
それはとても、とても悲しい選択だ。

相変わらず毎晩私たちは電話で話すけど、
火曜日以来、私のトーンはかなり低く、冷たい対応になっている。
彼はロースクールでたいへんな時期なのに、本当に悪いな、と思う。
でも、それとこれとは別なのだ。
自分の人生のためには、心を鬼にしなければいけないのだ。

こういうシリアスなシチュエーションっていうのは、
プロポーズを求める場合、もっとも避けなければいけないのに、
自分の冷めた感情が一人歩きしてしまっている。

「早く会って、話したい」。

私はもう決めていた。
会って確認するのは、二つに一つ。
「プロポーズをしてもらう」か、
もう一つの選択は
「別れる」か。
by nypenn | 2006-10-30 12:31 | NYの日々